2022年に遊んだゲーム

自分がプレイしたゲームを忘れてしまうのがもったいないので、紹介も兼ねて今年プレイしたゲーム(今年発売とは限らない)を記しておきます。画像は面倒なのでそこらへんで拾ってきたやつです。一応プレイした時系列順に並んでると思われます。ネタバレは特に無いです。当たり前ですが個人の感想です。

 

Slay the Spire(Switch)

Slay the Spire ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)

世界的に有名なローグライクカードゲーム。
購入自体は去年にしていて、1月2月ぐらいによく遊んでいた。
1プレイのランダム性や奥深さから、「一生遊べるゲーム」とも言われており、3000時間とか平気でプレイしている人がざらにいるらしい。
自分はカードゲームの素養が無く、デッキ構築とかが苦手でかなり浅い部分しかプレイできていない。それでも十分面白いので、深みにハマればとんでもない面白さなんだろうなあと思いつつたまに遊んでいる。

FINAL FANTASY XIV(PC)

ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ」- FF14 推奨PCなら TSUKUMO eX.computer

FF14。世界一人気のオンラインゲーム。
オンラインゲームというと大体ストーリーはおまけ程度だが、このゲームは例外でストーリーにかなり力が入っており、きちんとRPGしている。
前々から「漆黒のヴィランズ」という拡張コンテンツの評判がとんでもなく良いというのを耳にしていて興味はあったが、そこにたどり着くまでが中々苦行らしいということと、オンラインゲームなのもあって手を出せずにいた。
しかし、ちょうど2021年の12月に最新の拡張パッチが発売して、物語も一区切りを迎えたということで友達と3人で「卒論提出したらやるぞ」と奮起して、1月の終わりぐらいから始めた。
覚悟はしていたが、序盤は本当に盛り上がりもない平凡なストーリー展開と怒涛のお使いクエストが続いたため、友達とプレイしていなかったら途中で挫折していたかもしれない(継続運営型のゲームなので、序盤は10年前くらいに作られている部分から始めることになる)。
しかし、拡張コンテンツの「漆黒のヴィランズ」(2019)から「暁月のフィナーレ」(2021)は前評判通り本当に面白く、脚本、ストーリー、世界観、BGM含め最高のRPGだった。
物語は一区切りついたが、10年分の膨大なコンテンツと定期的なアップデートのおかげで一年中遊ぶことができたし、来年以降もまだまだ遊ぶと思われる。
1月6日まで半額セールをやってるので、気になった人は是非始めてください、8人で挑むコンテンツをやりたいのですが、人が足りなくて困ってます。

ELDEN RING(PC)

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2022年2月25日発売

ソウルシリーズで有名なフロム・ソフトウェア待望の新作、同社のSEKIROが大好きなのと、ソウルシリーズ、Bloodborneをやっていたこともあり、2019年に発表された時から発売を楽しみにしていたゲーム。事前情報をほとんど入れずにプレイしたため、思っていたよりもソウルシリーズそのまんまだったことに驚いた。
ソウルシリーズでオープンワールドだという新鮮さと、いつも通りの陰鬱かつ魅力的な世界観、ビルドの自由さや探索は確かに面白かったし、マップの広大さやロケーションの豊富さも狂気を感じたが、個人的には期待していたほど面白くはなく、残念だった。
PC版初期の最適化不足や、やや不親切で不便なUI(後のアップデートで改善されたらしい)も相まって、オープンワールドである必要性を感じなかった。さらに一番残念だったのが、Bloodborneのステップ回避やリゲインシステム、SEKIROの体幹・弾きシステムと洗練されていった戦闘システムが、ローリングでコロコロ回避する前時代的なものに戻っていて、戦闘が大味なものになってしまっていたことである。
SEKIROとBloodborneの続編待ってます。

モンスターハンターライズ:サンブレイク(PC)

モンスターハンターライズ:サンブレイク | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)

2022年6月30日発売

2021年に発売されたモンスターハンターライズの拡張コンテンツ。
元のモンスターハンターライズは、発売後2ヶ月間ラスボスは愚かエンディングまで実装されていなかったという正真正銘の未完成ゲームで、内容そのものも翔虫の革新性こそあれど、コンテンツが少なすぎたり、武器バランスが取れていなかったり、要素小出し手抜きアップデートを続けていたりと見るに堪えない酷いゲームだった。
しかし、拡張コンテンツとなるサンブレイクでは担当のディレクターが変わり、「フロンティア」のモンスターが追加されるということや、体験版が面白かったこともあり購入した。
Switchの低いフレームレートでプレイするのは気がひけるので、Steam版を買ってライズからやり直して友達とプレイした、結果的に多少コンテンツが少ないとは思ったものの、各武器にテコ入れが入っていて使いやすくなっていたり、わりと油断できない難易度であったりと友達とワイワイする分には十分面白かった。
しかし、過去作には元からあった要素をわざと省いた状態で発売して、後に「アップデート」と称して小出しに追加していく、通称「小出しアップデート商法」という個人的に最近のゲームで最も嫌いな商法をライズの時と同様行っているのは、なんだかなぁという気持ちである。

The Cycle: Frontier(PC)

Steam:The Cycle: Frontier

2022年6月8日リリース

基本プレイ無料の、カジュアルなEscape from Tarkovライクのゲーム。
暇つぶしに友達とプレイした。
本家タルコフの唯一のマイナスポイントであるマッチング時間が長すぎるという点にだけ勝ってはいるが、その他すべての点においてわざわざタルコフではなくこちらをやる理由はないと思う。あと多分もうやってる人いない。

Stray(PC)

Steam で 20% オフ:Stray

2022年7月19日発売

発売前後に「製作者の猫に対する解像度が高すぎる」みたいな話で話題になったゲーム。猫好きなので購入した。
ゲーム内容は前述の評判から大方の想像するような、猫を操作する単純な猫シミュレータ。ではなく、人類が滅びたポストアポカリプスな世界の中で、知能を持つロボットたちの手助けをしながらとある空間からの脱出を目指すアクションゲーム。
高所からの落下による負傷、ダニをモチーフとした敵性生物との戦闘など、操作キャラクターである猫の痛ましい演出も多少あり、ゲーム後半では結構しっかりとしたホラー要素があったりするので苦手な人は注意。
プレイ時間こそ長くはないが、単なる猫ゲーというわけではなくしっかりと物語性があり、ほどよい達成感としんみりとした読後感のようなものを得られる。

ゼノブレイド3(Switch)

Xenoblade3 (ゼノブレイド3) ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)

2022年7月29日発売

ゼノブレイドシリーズ唯一の汚点。シリーズ最低駄作。上の画像を見るだけで気分が悪くなる、今からでもいいから無かったことにしてくれないか……。この作品のせいで今年の自分は悪い意味でゼノブレイド3のことしか考えられない悲しきモンスターと化した。
どのような作品なのか、何がそんなに酷いのかを語ると10000文字はくだらなくなってしまうのでできる限り簡潔に説明すると、
シリーズの「集大成」を謳っておきながら、破綻した脚本と詰め込みすぎて扱いきれていない世界観、稚拙でくどい演出・展開としょうもないストーリー、使いづらさを追求したかのようなUI、最低なBGMの使い方…等々、この呪物を構成するすべての要素が最低の出来となっている。
単発の作品であればまだ良かったものの、ゼノブレイドシリーズの「集大成」を謳ってたせいで、あろうことかその内容は初代ゼノブレイドゼノブレイド2に泥を塗り、台無しにするという凶行に走っている。
ゼノブレイド」「ゼノブレイド2」共に名作であり、特に前者は個人的に大好きなゲームの筆頭格であったことから、3をプレイして修復不可能な大ダメージを負って異常なほどの憎しみを抱えるに至ってしまった。
こんな怪文書をここまで読んでいる人がいるならば、そんなことしてないで初代「ゼノブレイド」のリメイク作品「Xenoblade: Definitive Edition」(Switch)を買ってプレイしてくれ。そして3を無かったことにしてくれ。

スプラトゥーン3(Switch)

スプラトゥーン3 ダウンロード版 | My Nintendo Store(マイニンテンドーストア)

2022年9月9日発売

前述の呪われた作品から少しでも気をそらしたかったため購入。
スプラトゥーン2(2017)はやっていなかったが、初代スプラトゥーン(2015)はβテストからやっていた。初代の頃からそこまで対戦はやっていなかったが、実はしっかりとしたSFで意外と作り込まれている世界観設定を一人用のヒーローモードで垣間見ることができるのが好きだったのもあり、今作のヒーローモードもオルタナログを始めとても魅力的だった(マリオサンシャインのオマージュも)。
こと対戦関係に関してはシステム周りの不安定さや不便さが、発売直後はユーザにデバッグをやらせているんじゃないかとか、有料βテストとか言われていたぐらいには酷いものだったのもあり、あまりハマらなかった。また、所謂「小出しアップデート商法」を行っているのであまり良い印象はない。

Deep Rock Galactic(PC)
Deep Rock Galactic PS4 & PS5

友達に紹介されてやってみたゲーム。
プレイヤーはドワーフとなってランダム生成の洞窟に1~4人で潜りに行き、目的の資源を入手したり様々なタスクを協力してこなしていく。
評価を見る限り恐らく神ゲーであり、中毒性があるようだが、ずっと閉塞感があるのと基本は同じことの繰り返しのため、真の面白さに辿り着く前にやめてしまった。
またいつかやるかもしれない。

Omega Strikers(PC)

Steam:Omega Strikers

2022年9月 オープンβ開始?

見下ろし視点で3対3でエアホッケーを行うゲーム。キャラクターごとに異なるスキルがあり、ゴールするだけでなく他のプレイヤーを攻撃して場外にノックアウトするような要素もある。1マッチが長くても10分くらいで終わり、かなり白熱した試合ができて戦略性もある。キャラクター造形も外国のスタジオながら日本人受けも良さそうな感じで、今年の覇権対戦ゲームとなり得るポテンシャルを感じるくらいには面白かった。
しかし、開発者も分析していたがゲーム部分の面白さは確かなものでも、なぜか他の対戦ゲームのようにモチベーションを長期的に維持することが難しい(何試合かしたら満足してしまう)という問題があり、βテスト中ながらも徐々に人が離れてしまった。
12月31日に一旦βテストを終了し、来年24月のマルチプラットフォームでの正式リリースに向けて多方面で頑張るそうなので応援したい。個人的に成功してほしいゲーム。

開発者メッセージの一文、心に染みる。頑張ってくれ…!

オーバーウォッチ 2(PC)

オーバーウォッチ 2 シネマティックトレーラー | “Zero Hour” - YouTube

2022年10月4日リリース

前作に当たる初代オーバーウォッチは、高校時代にβテスト含めPS4でかなりプレイしていた。延期を繰り返したり、開発会社Blizzardの不祥事が多々あったりで、続編のリリースは絶望的と思われていたが、基本プレイ無料となりリリースされた。
オーバーウォッチは今では色々とネタにされているが、ヒーローシューターものを確立した先駆者的な作品であり、間違いなくAPEXやVALORANTにも影響を与えている。
正直そこまでやる気はなかったが、高校生の頃一緒にプレイしていた友達から誘われたのでちょくちょくやっている、とても懐かしい気持ちになれるゲーム。

サイバーパンク2077(PC)

サイバーパンク2077 | スパイク・チュンソフト

発売自体は2020年のゲームだが、このゲームを元にしたNetflixのアニメ「サイバーパンク:エッジランナーズ」が今年公開され、それが面白かったので原作を購入した。
発売当初はバグの多さや色々な問題点から返金騒動まで起きていたのを知っていたが、2年もたった今は普通にプレイする分には問題なく、世界観を深く知るには十分な内容だった。自分はメインストーリーをクリアすると満足してしまう病気にかかっているので、まだクリアはせずサブクエストなどをちょくちょくやっている。
ゲーム内でサンディヴィスタンを使ってみればサイバーサイコシスを発症してしまう理由が存分にわかる。

LIVE A LIVE(Switch)

LIVE A LIVE - Character Trailer - Nintendo Switch - YouTube

2022年7月22日発売

1994年にスーパーファミコンで発売したRPGのリメイク作品。名作だというのは耳にしていたので、いつかやりたいと思っていたものがリメイクされ、友達が貸してくれたのでプレイした。
オムニバス形式で異なる時代・主人公・ゲームシステムのシナリオを遊ぶことができる、全編にそれぞれ魅力があるが、共通して言えるのは曲がいいということ。
神曲しか作ることのできない下村陽子さんが作曲しているので必然でもあるが、今作のボス戦BGMである「MEGALOMANIA」は、みんな大好き「MEGALOVANIA」の元ネタの一つとなっている。
原作スーパーファミコン版と比較して、若干ゲームのテンポが悪くなってしまっているのと、原曲を選択できないのが少し残念だった。

アーマード・コア(PS Vita ゲームアーカイブス

初代AC】何も変わらねぇのかよ【ミッション#01】 - YouTube

1997年にPlayStationにて発売された、あのアーマードコアの一作目。
直前にアーマードコアの新作が発表されたこともあり、アーマードコア好きの友達からやれと言われたのでとりあえずやった。
とにかく操作が難しいのと、当時のゲーム特有の初見殺し、高難易度が多々あったが、なんだかんだ楽しめた。これの続編にも手を出しているが、あまりにも難しいところがあり一旦手を引いている。いつかやる。

Dark and Darker(PC)

Steam:Dark and Darker

12月17日~26日まで第三回αテストが行われた

ディアブロ」を彷彿とさせるハクスラ要素(アイテムにランダムでレア度が付いているので、いいアイテムを求めてひたすらプレイする)と、タルコフのような出撃&ロスト要素がある。
αテストなので無料でプレイできてマッチングも早く、ファイター、ウィザード、ローグなどの役職を分担して友達とプレイするのがめちゃくちゃ面白かった。
αとは思えない完成度で、最大同接は7万人くらいだったらしい。モーションや武器バランスにバカゲーの味を感じながらもその実奥が深く、脱出するか、より大きなリターンを求めて難易度の高いエリアに進むか、といったシステムが秀逸で、次回のテストや正式リリースが楽しみな作品。

総括

やはり楽しみにしていただけに、「ゼノブレイド3」による精神的なダメージが大きかった。購入こそしていないが、少し期待していた某ゲームも微妙な出来だったようで(半年もたたず定価が70%offになっている)呪われた年だったが、FF14に基本的に1年間通して楽しませてもらったことで首の皮が1枚つながった、そんな年だった。